再設計は、顧客になってから使う画面にも及んだ。サーバー一覧はデータセンターごとのタブで開く。イラン国内のものと、アムステルダムの1つだ。開いているデータセンターに絞った検索、一括操作、タグのフィルター、新規サーバーのボタンもある。各行にはサーバーのステータス、名前とサイズ、ログインユーザー、タグ、操作が並び、作成中のサーバーは進み具合を示す。別バージョンの一覧では、各サーバーのIPアドレスと、サーバーを別のデータセンターへ移す操作が加わる。
一覧は、最もよく見られるページでもある。Sinaは再設計の前に、コンソールの主要11ページを、2019年5月1日から2020年3月14日までのGoogle Analyticsの閲覧数で順位づけした。サーバー一覧は100回の閲覧のうち約72回、作成ページは約10回を占めた。ウィザードは、この一覧の「新規サーバー」ボタンから始まる。
本ケーススタディの冒頭に載せたサーバーページは、Sina自身の言葉で書かれた1つのユーザーストーリーに応える。「ユーザーとして、サーバーのステータスと詳細を見て問題がないか確かめたい。サーバーを使うための操作もいくつかほしい」。まず、サーバーに接続するために必要なものが並ぶ。名前と稼働しているかどうか、SSHコマンド、パブリックとプライベートのIPアドレスとそのコピーボタン、そしてリモートデスクトップのガイドだ。その横にプランの情報と操作の列がある。電源、削除、設定、レスキュー、サイズ変更、再構築、コンソール、スナップショット。下のタブには設定、ネットワーク、使用状況、スナップショット、コンソール、再構築、イベントがまとまり、使用状況のタブは直近1時間のCPUとメモリをグラフにする。
オブジェクトストレージのファイルマネージャーは、バケット内のフォルダとファイルを、サイズ、作成日、ファイルを公開するスイッチとともに一覧にする。アップロードは一覧の中で進む。ファイルのアップロードに合わせて行が塗りつぶされ、失敗したアップロードは赤くなって再試行ボタンが付く。下部のパンくずリストが、バケットから開いているフォルダまでの道筋を示す。
どの画面も同じ枠組みを共有している。Arvanの製品(CDN、IaaS、VoD、Live、Ads、PaaS)を並べたレールと、開いている製品のメニューだ。