ビジネス
どのデザイン上の判断も、いずれビジネス上の制約にぶつかる。最初から知っておくほうがいい。
インターフェースのデザインから、より広い責任へ移ってきた10年。ビジョン、グロース、その下にあるシステムとダッシュボード。本当の問題はたいていそこにあるからです。

デジタルプロダクトをデザインし、マネジメントし、その後きちんと伸ばすところまでを担います。10年のあいだに、フィンテック(DigikalaのDigital Gold)、クラウドインフラ(Arvan Cloud)、自動車マーケットプレイス(CarsparencyとKhodro45)、教育(OTeacher、Biomaze)、メディア(Didestan)、通信(A1Paradise)へと広がってきました。
これらの役割に共通する型は珍しいものです。同じ人間がリサーチをし、プロダクトをデザインし、市場投入を進め、それがうまくいったかを示すダッシュボードづくりにも加わる。Digikalaではそれが、Digital Goldのビジョンと機能の定義、手数料ゼロ・分割・ギフトカードの各キャンペーンの設計、資産・属性・行動に基づくセグメンテーションモデルの構築、そして週次ビジネスレビューのスライドの設計と、ビジネス指標ダッシュボードの制作の手伝いを意味しました。あわせて、後払いや金を担保とした与信といった構想も持ち込みました。
それ以前のArvan Cloudでは、ユーザーが実際に必要としていた指標を軸に情報設計を組み直したことで、NPSが明確に改善しました。Carsparencyでは、UAE市場向けの売買プラットフォームを一式設計し、成約率が上がるまでテストを重ねました。
アザド大学でインダストリアルデザインを学び、現在もInteraction Design Foundationでインタラクションデザインを学び続けています。画面の外では、バイク、山、そして精神分析への変わらぬ関心。これがユーザーリサーチに案外役立ちます。
作ったものではなく、何に責任を持つかを変えた5つの段階。
最初の本物の依頼。ミニゲームと通話アプリの粗いアイデアを、人が実際に使えるインターフェースにすること。まず手を動かす技術が先でした。画面、フロー、そして見た目が正しいだけのものではなく、動くものを出す規律。
画面からシステムへの移行。クラウドプラットフォームの再設計とは、画面上の指標がそれを読むエンジニアにとって本当は何を意味するのかを学ぶことでした。インターフェースはもはやプロダクトではなくなり、情報設計こそが本当のデザイン課題になりました。
初めてプラットフォーム全体を任されました。1画面でも1フローでもなく、Carsparencyの英語圏/UAEマーケットプレイス。4つの面を同時に——Pro、オペレーターコンソール、検査員の現場ツール、出品者のウェブ導線。すべて私が書いた1つのデザインシステムの上に。
デザインとプロダクトとグロースが、別々の仕事であることをやめた地点。ビジョン、インターフェース、手数料ゼロと分割のキャンペーン、セグメンテーションモデル、そして週次レビューのスライドを自分の責任で進め、ビジネス指標ダッシュボードの制作も手伝いました。
現在は独立し、この幅を自分の条件で使っています。はるかに大きなビジョンを、小さなチームが実際に出せる大きさまで削ること。決定をその場で記録に残すこと。そしてAIを、ひとつに絞る前により多くの方向を探るための作業レイヤーとして扱うこと。
課題が制約から決定へ、そして結果へと進む道筋のおおまかな地図。
どのデザイン上の判断も、いずれビジネス上の制約にぶつかる。最初から知っておくほうがいい。
ユーザーのニーズとビジネスの制約が、ひとつのロードマップとして折り合う場所。
リサーチは工程ではない。システムを正直に保つものだ。
推測よりダッシュボード。データが求めるときに決定を見直す。
次に一緒に働く人の役に立つ程度には、具体的に。
再設計された画面は、その下にある情報設計の質を超えない。たいていインターフェースは本当の問題ではありません。
事例 → Arvan Cloud
何を決めたかだけでなく、なぜ決めたのかを日付つきで残すと、チームは古い前提から議論せず、同じ最新の事実を土台に動けます。
事例 → RP1 / 独立
プロダクトを最初から最後まで持つとは、うまくいったと示す数字にも責任を持つということ。インターフェースを出した時点で手放すことではありません。
事例 → Digital Gold
大きなビジョンは語るのが簡単で、作るのは難しい。役に立つ技術は、本当の仮説をまだ検証できる最小のバージョンまで削ることです。
事例 → RP1 / 独立
協働しているという主張ではなく、プロセスとして。
制約が本当はどこから来ているのか。予算、期限、関係者の実際の目的。
意見ではなく、ユーザビリティテストと実際の利用データが対立を解く。
2つの仕様が食い違ったときは、新しく、より丁寧に相互参照されたほうを採用しました。静かに差し替えるのではなく明示的に印をつけ、チームが同じ最新の事実の上で作業を続けられるように。
冒険と自然。たいていは二輪で。
異なる仕組み、市場、そして同じ問題の解き方に触れること。
変わらぬ関心。ユーザーリサーチに役立ちます。人は本当の理由を最初には言わないものなので。
AIがプロダクトの範囲の決め方、デザイン、計測をどう変えるのかを考えています。読むだけでなく、小さな実験を作って確かめながら。
どれかひとつの面を最適化する前に、システム全体を描く。
仮説を実際に検証できる最小のバージョンを出す。
一人が決める。ただしその文脈は、影響を受ける全員に見えている。
ひとつの方向に決める前に、選択肢の広がりを探る。
決まったものを作るだけでなく、実現可能性を形づくれるだけ早く入る。
うまくいったこと、いかなかったことが、次のビジネスの文脈に直接つながる。